【事業活動内容】

医療通訳講座(中級)

【医療通訳の需要】

平成30年末現在の在留外国人の数は238万人を突破したと報告されています。今後も引き続きこの増加傾向は予測されます。

日本各地域での暮らしに馴染んでいく一方で,医療の場面では日本語をあまり話せない外国人患者さんが増加しており母国語しか話せず医師及び看護師との意思疎通が取りにくい人々も多くいます。

そうした場面で活躍する通訳が「医療通訳」といわれる人たちです。

この人たちは,まだ広く認知されているわけではなく,これからの仕事です。そこには,専門的な医療用語の教育を受けた日本の医療制度に詳しい人が求められます。

外国人が日本の医療を安全かつ安心に利用できる担い手となるべく協会では専門講師たちが,基礎知識から中級知識まで丁寧に支援して参ります。

介護福祉制度の知識及び介護通訳講座

【介護制度の理解及び介護通訳の必要性】

昨今,日本国内における介護事業の人材不足は深刻であり,介護施設で働く外国人従事者も毎年増えてきております。

平成29年11月1日の外国人技能実習制度にあわせて介護職種が追加となり,ますます介護に従事する外国人が増えてくるでしょう。

先ず日本の介護制度を理解したうえで、介護現場での知識や技術取得において,より効率的に進める必要性があります。介護用語を始め,言葉の壁,記録については介護職員(本人)のみならず管理者に取っても「介護制度の理解及び介護通訳」の影響は必至です。

将来の優秀な介護職員のために,協会の専門講師たちが,基礎~中級~上級知識まで丁寧に支援して参ります。

介護現場における知識、技術の研修及び支援

【日本人と一緒に働くためのコミュニケーション研修】

日本語や日本人の性格及び特徴を踏まえ日本の文化を理解したうえで日本で働く際に円滑に意思疎通を図るためのコミュニケーションスキルを習得することを目指します。

【研修内容】対象者別の研修コースを用意しています。

●日本語研修  ●接遇マナー教育  ●介護知識教育  ●介護技術教育

●人間関係構築にかかる教育  ●コミュニケーション教育

●メンタルヘルスケア

【職場内でのコミュニケーションも重要!】

私たちは,組織に属している以上,一人で仕事をすることは,ほとんどありません。この研修では個々のストレスを軽減するのに役立つ職場での「メンタルコミュニケーション」においても教育いたします。

外国人介護技能実習生及び留学生の対応

【介護技能実習生における支援の必要性】

2017年11月1日の外国人技能実習制度施行により介護職種が追加となり,早々に多くの介護技能実習生が来日することが予測されます。

来日から技能修得までのスケジュールは,各受入れ期間により計画されています。しかし,共同組合等は介護事業がこれまでの受入れ職種と比べ特性があるため支援に大きな不安を抱いております。

当協会スタッフは,医療及び介護の現場に直接従事しているもの(外国人含む)で構成され,育成並びに支援において技術,知識,メンタルヘルスケア,日常生活に至るサポートを実施しています。来日から技能修得まで継続的に支援します。また,留学生及び在日の方で,介護に従事したい又は既に従事している方の支援も同様に実施しております

介護福祉研修(基本/応用)

介護福祉研修を定期的に実施しています。

ここでは「介護福祉の魅力を理解し誇りある仕事で社会に貢献を!」をテーマに,3日間コース(基本)5日間コース(応用)を受講し「介護福祉の理念」「介護技術・知識」「コミュニケーション・メンタルケアヘルス」「危機管理・リスクマネジメント」を学びます。

外国人個別相談及び支援

[相談内容] メンタルヘルスケア・高齢者の介護相談・日常生活支援 等々

在日外国人,留学生,技能実習生等々(年齢問わず),日本で生活されている方に対し,個人又は企業からの依頼に限らず,様々な個別相談及び日常生活支援を承っております。相談内容に応じ当協会の各専門員が,ご相談させていただきます。(必要に応じ通訳と同行します)

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以上,当協会が実施している事業活動の内容です。

各種講座,セミナー,支援契約,その他お気軽にお問合せください。