『共有の未来を創造する』   

「合言葉」シェアード・ワールド / Shared World ”

私は地元(山口県)の大学卒業後,広告代理店業,建設業,放送業界を経験し20年前に過疎地に暮らす「高齢者の現状」を取材したことがきっかけで,その後,介護業界に身を置くことになりました。この業界では,人事,法務コンプライアンス,内部監査,施設運営,コンサル等の業務に従事してきました。そのなかで,特に人(スタッフ)を育てることの難しさを考えさせられました。人は環境において変わり,環境が人を変えていくことを実感しました。

介護福祉事業において国内での人材不足は深刻な問題であり,諸外国の労働力や技術力の応援を必要としております。国外からの介護技能実習生においては慣れない生活環境の変化により効率の良い知識及び技術を取得することができないことが懸念されます。これらマイナス環境を回避するためにも教育(研修)が重要なテーマだと考えております。

協会では,介護職員育成,日本語,マナー,コミュニケーション,メンタルヘルスケア等の研修を国際的観点から支援し,世界に対してあらゆる資源を共に分かち合い  シェアード・ワールド/Shared World”  を合言葉に『共有の未来を創造する』ために,常に努力し続けていきたいと思います。

2017年12月
一般社団法人 国際医療福祉事業研修協会  代表理事  長光 和雅